クレアチニン・eGFR
腎臓の機能をチェック
クレアチニンの基準値 | 男性 1.0 ㎎/㎗以下 女性 0.7 ㎎/㎗以下 |
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eGFRの基準値 | 60 mℓ/分/1.73㎡以上 |
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クレアチニン・eGFRの検査の異常に関連する病気・症状
■クレアチニンの異常
高値:急性・慢性糸球体腎炎、腎不全、うっ血性心不全、肝硬変など
低値:筋ジストロフィーなどの筋肉の病気、尿崩症など
■eGFR低値
慢性糸球体腎炎や糖尿病性腎症などの慢性腎臓病
腎機能を反映する、血中のクレアチニンとeGFR
クレアチニンは筋肉が使われたときにできる代謝産物で、腎臓の機能が低下すると血液中に増えてきます。採取した血液中にどの程度クレアチニンが含まれるかを調べるとともに、その値をもとに腎機能を評価する指標であるeGFR(糸球体ろ過量)を求めます。
eGFRの推算式
男性 eGFR(mℓ/分/1.73㎡)=194×クレアチニン値−1.094×年齢−0.287
女性 eGFR(mℓ/分/1.73㎡)=194×クレアチニン値−1.094×年齢−0.287×0.739