上部・下部消化管X線撮影
消化管に病変がないかどうかをチェック
基準値 | 異常所見なし |
---|
X線撮影の異常に関連する病気・症状
■上部消化管X線撮影または内視鏡検査の異常
食道裂孔ヘルニア、アカラシア、食道ポリープ、胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胃ポリープ、胃がんなど
■下部消化管X線撮影または内視鏡検査の異常
大腸憩室、潰瘍性大腸炎、大腸ポリープ、腸結核、クローン病、大腸がんなど
バリウムを消化管の壁に付着させ、X 線撮影
上部・下部消化管X 線撮影ともにバリウム(造影剤)を用いた検査です。上部消化管X 線撮影では、胃を膨らませる薬(発泡剤)を飲み、さらにバリウムを飲んで食道、胃、十二指腸の壁に付着させてX 線を照射、画像を得ます。下部消化管X 線撮影は大腸(直腸・結腸)の状態を調べるもので、肛門から空気とバリウムを注入してX 線撮影を行います。