よくわかる 健診・人間ドックガイド

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歯科検診

80歳になっても自分の歯を20本以上保つために

■歯を失う原因「むし歯」と「歯周病」を早期発見・治療へ

何でもかんで食べることができる人の割合(40歳以上)
70歳以上で約6割の人が、かんで食べることができます。
歯の本数別 かんで食べるときの状態(75歳以上)
かんで食べることに支障のある割合は、歯の本数が20本以上で16.2%に対し、19本以下では53.4%の人が支障があると感じています。
参考:
厚生労働省「平成21年国民健康・栄養調査」

 栄養のバランスがとれた食事をおいしくいただくうえで、歯の健康は重要です。むし歯や歯周病などで歯を失うと、「かむ」ことが難しくなり、食べるものが制限されてきます。また、歯周病は生活習慣病の発症にも関係しています。
 むし歯や歯周病のない健康な歯を保つには、丁寧なブラッシングでむし歯や歯周病の原因菌の住みかとなる歯垢(プラーク)を除去することが大切です。それと同時に、定期的に歯科検診を受けることが重要です。



歯科検診のメリット

  1. 歯周病を早期に発見でき、歯が抜け落ちる段階(歯槽膿漏)まで悪化するのを回避できる
  2. 歯垢がたまっていないかチェックしてもらえる
  3. 歯垢、歯ブラシでは取り除けない歯石(歯垢が石灰化したもの)を除去してもらえる
  4. 歯の形や歯並びなどに応じて、適切なブラッシング法を教えてもらえる
  5. むし歯を発見できる