よくわかる 健診・人間ドックガイド

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脳ドック

脳梗塞など脳の病気を早期発見

■全身の検査と脳の精密な検査で異変をキャッチ

 日本人の死因第3位の脳卒中は、脳の血管が詰まる脳梗塞や脳血管のこぶ(動脈瘤)の破裂などが招きます。こうした脳の異常を早期に発見し、卒中発作回避につなげるのが脳ドックです。
 職場で行われる健診と同様に血中脂質を調べる検査や心電図、眼底検査なども行う他、脳ドックならではの特殊な検査も行います。特殊な検査の代表が、頭部のMRI(磁気共鳴画像)およびMRA(磁気共鳴血管画像)です。前者は、磁気を当てて断層を画像化するMRI 装置を用いて頭部の様子をチェックする検査です。後者のMRA はMRI 装置を用いて頭・頸部の血管のみを画像化して診断するものです。
 この脳ドックでは脳血管の異常はもちろんのこと、脳腫瘍や認知症の早期発見につながることもあります。