骨粗しょう症(骨密度)検診
寝たきりの原因にもなる骨粗しょう症を早期発見
■過度な骨量減少に気づいて早期に対処
 骨を硬く、中身を充実させているのは、カルシウムを主成分とする骨塩です。その量(骨量)は、20~30歳代頃にピークに達した後、加齢とともに減少します(とくに女性は閉経後に急激に減少)。
 骨を硬く、中身を充実させているのは、カルシウムを主成分とする骨塩です。その量(骨量)は、20~30歳代頃にピークに達した後、加齢とともに減少します(とくに女性は閉経後に急激に減少)。
 骨量減少が過度に進み、くしゃみなど、ちょっとしたことで骨折を起こしやすくなった状態が骨粗しょう症です。骨粗しょう症の人が骨折を起こすと治りにくく、骨折がきっかけで寝たきりになることがよくあります。
 このような事態を防ぐには、日頃から、牛乳などカルシウムが豊富な食品を積極的にとるとともに、骨粗しょう症検診を受け、骨量をチェックすることが大切です。
| DXA法 | X線を用いて、腰椎、大腿骨などの骨量を測定 | 
|---|---|
| MD法 | 両手の骨をX線撮影し、コンピューターの画像の濃淡で骨量をチェック | 
| QCT法 | CT装置を用い、骨の断層像から骨量をチェック | 
| 超音波法 | 超音波を用いて、足のかかとの骨量を測定 |